サイトめぐりをやってたらWiiに関する裏技が見つかったのでひっそりと公開してみることにする。
「当たり前の話だが、これから紹介する裏技は全て自己責任でやってくだちい」
今回紹介するのはModチップを使わずにWiiでいろいろな事ができるように改造するトワイライトハック(Twilight Hack)の方法を紹介したいと思います。
通常のWiiでは自作ソフトを導入することはできませんが、トワイライトハックすることで自作ソフトを導入することが可能となり、Wiiに自作ゲームやアプリ、エミュレーターを追加してくれるほか、バックアップディスクも起動できるようになります。これ以外にもDVDや動画ファイル、MP3の再生機能の追加や、Homebrew Channelでは通常では読み込めなかったSDHCカードも読み込めるようになるというメリットもあります。
とのことです…
用意するもの
Wii本体
ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス
SDカード
(SDHCカードは使えないので、2GB以下のものを用意すればOKかと…)
準備
1、
The Homebrew ChannelからTwilight HackとThe Homebrew Channelをダウンロードしてきます。Twilight Hackはwiiのファームウェアのバージョンが3.3以下の場合は3.3 and earlierからtwilight-hack-v0.1-beta1.zipを、wiiのファームウェアのバージョンが3.4なら3.4からtwilight-hack-v0.1-beta2.zipをダウンロードしてください。
2、ゼルダの伝説 トワイライトプリンセスのディスク表面の右下にあるRVL-XXXX-JPNのXXXX部分を覚えておきます。下のが画像の場合はRVL-RZDJ-JPNなのでRZDJです。
3、Twilight Hack.zipを解凍して中にあるPRIVATEフォルダとthe_homebrew_channel-1.0.1.tar.gzを解凍して中にあるboot.dolを共にSDカード上にコピーします。
4、PRIVATE→wii→titleと開くとrzde、rzdj、rzdpという3つのフォルダがあります。
5、先ほどディスク面で確認したXXXXと同じものを残してあとのフォルダは削除します。
6、SDカードをWiiに挿しておきます。
実行
1、Wiiにゼルダの伝説 トワイライトプリンセスを入れてゲームを起動します。
※作業2,3はゼルダの伝説を一回でもプレイしている場合は飛ばしてもOKです。
2、Wii本体保存メモリにゼルダの伝説 トワイライトプリンセスのゲームのファイルを作ります。
3、「ファイルを作りました」と表示されたらWiiのホームメニューに戻ります。
4、ホームメニューの左下にあるオプションから「データ管理」→「セーブデータ」→「Wii」と進みます
5、ゼルダの伝説 トワイライトプリンセスを押して、セーブデータを消去を選択します。
6、上にある「SDカード」タブを押してSDカードのセーブデータを開きます。
7、Twilight HackのセーブデータをWii本体にコピーします。
8、再びWiiのホームメニューに戻り、ゼルダの伝説 トワイライトプリンセスを起動します。
9、新たにTwilight Hackのセーブデータが追加されているので、これを選択してスタートを押します。
10、ゲームがスタートしたら、近くにおっさんがいるのでAボタンを押して話し掛けます。
11、トワイライトハックを行う場合はWiiリモコンの「1」を、キャンセルしたい場合はWiiリモコン「Z」を押します。
12、規約に同意してインストールするか聞かれるので「1」を押します
13、「インストールの準備ができました」と表示されるので「1」を押してインストールを開始します。
14、この画面が表示されればインストール完了です。「1」を押してWiiを再起動します。
再起動するとThe Homebrew Channelが追加されています。これで自作ソフトが起動する環境が整いました!
実に簡単な作業でしたね。ゼルダの伝説 トワイライトプリンセスを用意するのにお金がかかりますが、それ以外はSDカードだけあればできますし、なによりModチップの方法と違ってはんだ付けなどをしなくていいのもかなり大きいです。ゼルダの伝説 トワイライトプリンセスはトワイライトハック時に必要なだけでハック後は必要ないので、ゼルダの伝説を持っている友人に借りればその問題も解決しますしね。
こんな簡単に自作ソフトを動かせるようにしてくれるトワイライトハックはすばらしいと思います。Wiiとゼルダの伝説 トワイライトプリンセスを持っている人はぜひためしてみてはいかがでしょうか?
次回はトワイライトハックしたWiiを使ってHomebrew Browserの導入編を書きたいと思います!
ではっ!